医療秘書の仕事内容と求められる人材とは?
2017/06/09
医療秘書の仕事内容とは
昨今では、医療秘書の役割が注目を集めています。何かと話題が多い、医療の現場を担う一員としての重要性があると言われています。
医療秘書の仕事内容は、病院の院長や看護師長あるいは医局の秘書として医師や看護師の業務がスムーズに行われるよう身の回りの世話やサポートをすることです。具体的には、来客対応、電話応対、スケジュール管理など、その業務は多岐に渡ります。医療秘書は勤務する病院や部署によって、仕事内容が大きく異なるので、応募の際は仕事内容について問い合わせた方が良いでしょう。
医療秘書に求められる人材
求められる人材としては、当然ながら、医療全般についての知識も必要だと言われています。
むろん、医師免許を取得していないのであれば、詳細なことがわからないのは、やむを得ないものの、さまざまな場面において、対応ができる程度の理解は必要不可欠であるといえます。ですので、人一倍医療に対して関心を持つことが大切です。
そんな中でも、学会などへの同行といった仕事や移動手段の確保、学会の資料作成のサポート、必要書類の準備などが、その一部であると言われています。ですので、やはり英会話やパソコンのスキルと共にビジネスマナーなどの常識を兼ね備えた人材の登用が必要であると言えます。
一方、医療秘書に関しては、求人自体ほとんどありません。総合病院や大学病院など、規模の大きな医療機関でしか募集が行われていないからです。規模の小さい病院では、医療事務の職員が担当していることさえあります。募集があったとしても、かなりの競争倍率となることが予想されます。
医療秘書になるためには、特に資格は必要ありませんが必要な知識やスキルを学ぶためにも、民間の機関が実施している資格を取得しておくと良いでしょう。