医療事務管理士の資格取得を目指すには
2017/06/16
医療事務管理士は医療事務職への登竜門
医療事務管理士とは、民間の技能認定振興協会(JSMA)が実施している、医療事務関連の認定資格の一種です。この資格を取得することで、医療事務の業務を行う上で知識や実務スキルが備わっていることの証明になります。
医科と歯科の二種類があり、年6回行われている試験に合格すると、この資格が与えられます。試験は、学科(マークシート形式10問)と実技(3問)に分かれており、それぞれ定められた基準点以上の得点が必要です。全国の会場で試験を受ける他に、インターネット環境があれば自宅で受験(IBT試験)することも可能です。受験料は、会場で受ける場合は6,500円(税込)、自宅などで受けられるIBT試験の場合は7,500円(税込)となっています。
医療事務管理士の仕事は、病院などでの患者の受付業務、診療報酬の計算業務、診察用カルテの管理業務など、幅広い範囲に及んでいます。そのため、医療機関で事務職として勤務することを目指しているならば、是非資格は取得した方が良いでしょう。医療事務関連の資格には、医療事務管理士の他にもたくさんあります。下記でおすすめの医療事務の資格を紹介していますので、よろしければ参考にしてください。
合格率は技能認定振興協会によると5割程度であり、仕事をしながらでも地道に学習を続けていけば、比較的取得しやすい資格です。
医療事務管理士の資格を取得するには、医療系の専門学校や資格学校が講座を開いている場合もあります。これらの学校や通信講座で学ぶのが良いでしょう。通信講座では、ソラストが対策講座を行っており48,924円(税込)から受講できます。