求人倍率が高い医療事務はどのような仕事か
2017/02/08
医療事務の仕事について
医療事務は非常に人気があり、求人倍率が高い職業です。
医療事務の仕事内容は、病院や診療所で受付を行ったり、カルテの入力や管理、レセプトの作成、会計などです。その他、事務以外の雑務もあります。これらは通常の一般事務のように、経理の計算をしたり、また受付を行うなどという仕事に加え、医療に対しての専門性の高い書類を作り上げることになります。
医療事務の特徴としては、専門性が高いということです。
患者のカルテを管理したり、患者の保険証による医療費の計算などを行うために、医療に対する幅広い知識と、コミュニケーション能力が要求されます。
医療事務を行うためには、特別な資格は必要とされていません。しかし、専門性が高いために、医療事務としての能力を証明するために、たくさんの資格があります。
どれもが医療事務として、必要な知識を学ぶことが出来るため、実務経験が無い場合には、就職の際のアピールポイントになりますので資格を取得することをおすすめします。
医療事務の資格はどれを取ればいいの?
医療事務の資格は、現在80種類以上あるとも言われています。
こんなに多いと、どの資格を取ればよいのか分からないという方もいるでしょう。
そこで、数ある医療事務の資格の中からおすすめのものを3つ紹介します。
診療報酬請求事務能力認定試験
公益財団法人日本医療保険事務協会が実施している試験で、7月と12月の年2回全国17箇所で開催されています。医科と歯科に分けられ、それぞれ学科試験と実技試験を行います。受験料は7,500円。
診療報酬請求事務(レセプト)を正しく行えるかどうかを試される内容となっていて、医学や薬学の基礎知識も出題範囲に含まれています。
合格率は30%程度と他の医療事務資格と比較すると低く、難関の試験となっていますが、それだけ医療機関に広く認知されている資格でもあります。
この資格の合格を目指している講座は、
- ヒューマンアカデミー(たのまなを含む)
- 日本医療事務協会
- 大栄
- フォーサイト
などがありますので、資料請求をするのが良いでしょう。
医療事務技能審査試験
一般財団法人日本医療教育財団が実施している試験で、毎月年12回全国53箇所で開催されています。医科と歯科に分けられ、それぞれ学科試験と実技試験を行います。受験料は7,500円(税込)。
診療報酬請求事務や窓口業務など医療事務職に求められている能力が備わっているかを試される内容となっていて、合格者には「メディカルクラーク」の称号が与えられます。
この試験は、学科試験と診療報酬請求事務の実技試験は、資料の持ち込みが許可されているので暗記をする必要がなく比較的簡単な試験ではないでしょうか。
この資格の合格を目指している講座は、
- ニチイ
があります。
医療事務検定試験
日本医療事務協会が実施している試験で、毎月年12回全国各地で開催されています。学科試験と実技試験を行います。受験料は、7,560円(税込)。
医療事務全般の基本的な知識と技術が求められる内容となっていて、医療保険制度の知識から、患者様応対、医療事務の実践的なスキルである医療費計算、請求事務の知識が問われます。
この試験も教材や資料の持ち込みが許可されていて、再試験においては自宅で試験を受けられます。合格率は90%程度と高く易しい試験となっています。
この資格の合格を目指している講座は、
- 日本医療事務協会
があります。
以上3つの資格について紹介しましたが、あとは皆さんの都合(期間や予算など)に合わせて選べばよいでしょう。
ヒューマンアカデミー
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